GISソフト「SIS」活用講座

GISソフト「SIS」こんなときはどうする!?|Part3 印刷編

前回に続き、SISユーザーサポートにお寄せいただいたご質問から、SISの操作に役立つ情報をご紹介します。

今回は地図の印刷に関するお悩みにお答えします。

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印刷にはプリントテンプレートが便利

SISから地図を印刷するときは、「プリントテンプレート」を使用すると便利です。

プリントテンプレートは、「印刷用の図面枠」で、あらかじめ準備して使用します。方位シンボルやスケールバーなどを自由に配置することができ、地図の向きや縮尺に合わせて方角や大きさが自動設定されるので、とても便利です。

A0、A1、A2、A3、A4サイズの縦向き、横向きなど、様々なテンプレートが標準で用意されています。また、簡単に自作することもできます。

プリントテンプレートを使用して印刷する場合は、「ファイル」タブの【プリントテンプレート】を実行して、ウィザード形式で印刷イメージを作成します。

プリントテンプレートでできること

上述の方位シンボルやスケールバー以外にも、プリントテンプレートを使用して印刷物に表示できるものがたくさんあります(図1)。

  • 方位シンボル
  • 主題図の凡例
  • 参照図(キーマップアイテム)
  • 縮尺表示(スケールバー)
  • 図形の属性値の表(テーブルアイテム)
  • 方眼線(マップフレームグリッド、経緯線網)

図1:プリントテンプレートで表示できるもの

オリジナルのプリントテンプレートを作りたい

自作のプリントテンプレートは、標準で用意されているプリントテンプレートを元に作成するのが簡単です。

「ファイル」タブの【プリントテンプレート/呼び出し】を実行して、標準のプリントテンプレートを表示します。(※名称に「JIS」と付いているプリントテンプレートは、印刷用PDFファイル作成に適したものです。)

マップフレームアイテム(プリントテンプレート内に地図を表示するアイテム)を選択して右クリックで表示されるローカルメニューから方位シンボルやスケールバーなどの印刷用のアイテムを追加したり、マップフレームの端のハンドル部分をドラッグして大きさを変更します(図2)。

図2:マップフレームアイテムの編集

編集したプリントテンプレートは、「ファイル」タブの【プリントテンプレート/保存】を実行して、カレントライブラリに保存します。

オリジナルの方位シンボルやスケールバーを作りたい

プリントテンプレートで使用する方位シンボルやスケールバーも、オリジナルのものを作ることができます。

方位シンボルは通常のシンボルと同じように作成しますが、方位シンボルとして利用するには、ライブラリに保存するときに「*NP」というフォルダを作って保存します。

スケールバーは実寸で作成し、スケールバーとして利用できるように「*SB」フォルダに保存します。

「*」が付いたライブラリオブジェクトはデフォルトではライブラリコントロールバーに表示されません。「 ’*’オブジェクト切り替え」を実行すると表示されます(図3)。

図3:’*’オブジェクト切り替え

SISヘルプ(プリントテンプレートとは)

プリントテンプレートについての詳細な説明、方位シンボルやスケールバーの作成方法が記載されています。
https://help.informatix.co.jp/sis/9.0/sis/Printing_Template_Print_Templates.html

印刷物に参照図を表示したい

例えば、印刷範囲が行政界の中のどのあたりかを、参照図として表示したい場合はありませんか?

そのような時にキーマップを使用します。行政界のアイテムを、「作成」タブの【その他/アイテム保存】でカレントライブラリに「*KM」というフォルダを作って保存します(図4)。

図4:キーマップの作成と利用

広範囲を分割して印刷したい、図形ごとに連続印刷したい

「アプリケーション」タブの【分割印刷/実行】を実行すると、A3やA4用紙に印刷できる領域ごとに地図を分割して印刷できます。また、【連続印刷/実行】を実行すると、選択しているアイテムを中心に連続で印刷できます。

これらの機能は、以前の記事(第31回「SIS 9のご紹介 Part13 PDF発行編」)でも紹介しているのでご参照ください。

おわりに

SISには印刷に役立つ便利な機能がたくさんあり、本記事を参考に様々な業務にお役立ていただければ幸いです。

SIS Desktopシリーズ 製品情報
https://www.informatix.co.jp/sis/

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<地図データ出典>
Open StreetMap data © OpenStreetMap Contributors
国土地理院:基盤地図情報を元に株式会社インフォマティクスが加工

※この記事は、GIS NEXT第81号に掲載された記事を編集したものです。

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空間情報クラブ編集部

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