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BlenderでVR 3Dアバター作成に挑戦|第6回 ついに完成!

皆さん、こんにちは。ライターのSaruです。

前回に引き続き、Blenderで3Dアバターを作成していきます。今回で3Dモデル作成シリーズ、完結です。

※注意:本シリーズはBlender超初心者による作成ブログです。上級者の方は温かく見守っていただければ幸いです。

骨を作成

前回作成できなかった骨の部分を作っていきます。

手首を作成

手首の骨として仮置きしている部分を骨にします。以下のオブジェクトを作りやすい形に変えます。

このままでは作成しづらいので、サイズを大きくしたのち調節します。

画面内、左が元のサイズ、右が調節用に拡大したものです。

尖っていた部分を広げます。これだけで随分作業がやりやすくなります。

辺がかなり多かったので、一つ一つ消していきました。

結局、辺を増やすことになってしまいました...。大きなオブジェクトから8つの骨を作るにはこうするしかなかったのです。

ある程度のリアルさを追求すると、どうしてもこうなるのでしょうか。

分割が完了しました。

オブジェクトを一つ一つ作成するよりも、このやり方のほうがかなり楽な気がしますが、最終的なイメージができていないと大変ですね。

ここから骨っぽくするため、角を削るなどさまざまな変更を加えていきます。

ベベル機能(面取り)を使って手首の骨を丸めました。

平らな部分もあるので、こんな感じになります。

コピー&ペーストで複製を作成します。

頭部を修正

第1回で作成した頭部も修正します。

頭蓋骨の中身を作るので、かなり大きくしました。眼底も取り付けます。(眼球はないので、目のあたりが真っ黒になるだけです。)

脳は下の方も覆われている(延髄関連の穴があったはず)ので塞ぎました。

これで頭部(頭蓋骨)の修正が終了しました。

首を作成

首の骨を作成します。

首の骨といっていますが、実際は背骨です。

こんな感じで作っていますが、どんな形で作るのかがよくわからない...。立体模型が欲しいです。

なんでしょうか、既視感があります。某ロボットアニメの敵組織のマークのようにも見えます。

型が完成したので、コピー&ペーストで7つ作って首にします。

サイズが合わないので調節します。

7つ以上なのは、首だけではなく背骨の一部も入れているからです。

これで本体が完成しました。

帽子を作成

まず円柱を用意します。

頭の大きさに合わせて、底面を開いたり高さを調節します。

完成しました。

シルクハットなので、こんな感じで面を押し出し、押し出した部分を広げます。

麦わら帽子にも応用できそうです。(網目が大変そうですが。)

さいごに

完成しました!!

そして、「初心者がBlenderでVR 3Dアバター作成に挑戦」シリーズは本記事をもって終了いたします。

このシリーズは操作手順を解説するのではなく、超初心者の私がBlenderを使って3Dモデル作成にチャレンジした過程を書き記したブログです。

骸骨紳士作成を通じてだいぶBlenderの操作に慣れたもののまだまだです。今後は、作成した3Dアバターを動かせるといいなと思っています。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

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空間情報クラブ編集部

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