GIS用語解説

M2Mとは|IoTとの違い・活用例

6月 26, 2014

こんにちは、インフォマティクスの空間情報クラブ編集部です。

今回は、M2Mについて解説します。

M2Mとは

M2M(MtoM)とはマシンツーマシン(Machine to Machine)の略で、センサーやGPS、通信機器といった機械と機械(モノとモノ)が直接ネットワークでつながり、データ交換する仕組みのことをいいます。

機械どうしが情報交換しながら自律的に高度な制御や動作を行います。

IoTとの違い

M2MとIoT(Internet of Things)はどう違うのでしょうか?

M2Mはモノとモノとがつながっているのに対して、IoTは通信機能を持ったモノがそれぞれインターネットにつながっている状態のことをいいます。

M2Mでは機械どうしは連携していますが、その情報は閉じたネットワーク内のみに存在し、インターネット上には存在しません。

IoTではM2Mでやりとりされている情報をインターネット経由で収集し、共有することができます。これらのデータをビッグデータとして解析し、ビジネスに役立てることができます。

M2Mの活用例

動態管理・車両運行管理

M2Mは、物流や交通における車両運行管理、動態管理に応用できます。

車両の位置情報をリアルタイムに把握することで効率的な運行管理が行えるほか、位置情報に基づく最適な情報を、車載カーナビやスマートフォン、ディスプレイに表示することで、業務を効率化し乗客サービスを向上させることができます。

また、収集した車両位置情報や各種センサー情報、カメラ画像データをGISに展開し、場所や地形情報との相関関係を見ることで、車両配置の最適化を図れます。

設置物管理・在庫管理

M2Mは、自動販売機の商品の在庫状況、売上情報などを遠隔管理する場合にも応用できます。

搭載された情報取得機器から逐次サーバコンピュータに在庫状況が送られ、「どの商品がどれだけ売れたか」「補充が必要かどうか」という情報が得られます。

管理端末に在庫状況をリアルタイムに表示することで、補充業務を効率よく行うことができます。

また、売上情報を位置情報とともにGISに展開し、売上情報と様々な空間情報との相関関係を見ることで、商品ラインナップの最適化を図れます。

今後の展開

今後は色々な種類の機器どうしがつながり、情報交換の範囲が一層拡がっていくことでしょう。

M2Mの発展においては、対象物に関係する空間情報の存在が必要不可欠です。

M2Mにより業務効率化が実現されたら、次はGISによる最適化の段階に入ることでしょう。

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空間情報クラブ編集部

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