SIS活用講座 第12回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(4)Exifを利用

標準

2017年1月26日


はじめに

前回に引き続きフリービューア「SIS Map Express」(以下、Map Express)についてご紹介します。今回はスマートフォンで撮影した写真の画像ファイルを読み込んで、Map Expressの機能をご紹介します。

Exifとは?

デジタルカメラで撮影した画像ファイルには、カメラのメーカーや型番などの様々な情報が含まれています。GPS付きカメラやスマートフォンで撮影した画像ファイルには、撮影場所の位置座標やカメラの向きなどの地理情報も含まれています。「Exif」は、これらの撮影条件に関する情報を追加して保存できる画像ファイル形式で、地理情報をGISで利用することができます。

Map Expressで画像ファイルを読み込む

旅行時にスマートフォンで撮影した画像ファイルをMap Expressで読み込みます。データをPCに取り込み後、Map Expressを起動して以下の操作を行います。

  1. 「ホーム」タブの「マップ/オーバーレイ追加」コマンドを実行し、「その他」タブの「Exchangeable Image File Format(EXIF)」を指定して「完了」ボタンをクリックします。
  2. 画像ファイルのあるフォルダを指定して「OK」ボタンをクリックします。

20170125_10図1:画像ファイルの読み込み(背景に地理院タイルを使用)

写真を表示する

画像ファイルをMap Expressに読み込むと、撮影場所にカメラマークのシンボルが表示されます(図1)。カメラマークは、撮影した向きに合わせて回転します。カメラマークを選択し、「ハイパーリンク」コマンドを実行すると、写真を表示できます(図2)。

20170125_2

図2:ハイパーリンク機能

Exifの情報を地図上に表示する

Exifの情報は、主題図を使って地図上に表示することができます。例えば、以下のようなことができます。

撮影日時をラベルで表示する

20170125_3図3:撮影時刻をラベル表示

撮影機種で撮影ポイントを色分けする

20170125_4図4:撮影機種で色分け表示

標高情報で撮影ポイントの色分けと標高値の表示をする

20170125_5図5:標高情報を表示

上位製品で経路を作成し3D化する

上位製品のMap Modellerを使用すると、さらに以下のようなことができます。

撮影順序のラインを作成する

プロセス機能を使用して、写真の撮影時間の順番でラインを作成します。

20170125_6図6:撮影順序のラインを作成

走行ルートを作成する

道路データと重ね合わせてルート検索機能を使用し、実際に走行したルートを作成します。

20170125_7図7:走行ルートの作成

走行ルートを3D化する

走行ルートと標高データを重ねてドレイプベクタオーバーレイ機能を使用し、走行ルートを3D化します。3D化したラインの長さは、標高を考慮した走行距離になります。

20170125_8図8:走行ルートの3D化

おわりに

第9回から4回にわたってフリービューアMap Expressについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?20170125_9

様々なことが行えるMap Expressを、ぜひダウンロードして使用してみてください。過去の記事はこちらからご覧いただけます。
なお、詳細な操作方法については、準備でき次第公開いたします。申し訳ありませんが、少々お待ちいただきますようお願いいたします。(空間情報事業部 S.N.)

・SISフリービューア「Map Express」製品情報とダウンロード方法はこちら
・SIS Mapシリーズ 製品情報:Map Modellerなどの上位製品の詳細はこちら


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※この記事は、GIS NEXT第58号に掲載された記事を編集したものです。

【お詫びと訂正】GIS NEXT第58号に掲載された記事内の<地図データ出典>において「国土交通省国土政策局 国土数値情報(道路データ)」の記述が抜けておりました。お詫びして訂正いたします。

地図データ出典:
国土地理院 地理院タイル、基盤地図情報、国土交通省国土政策局 国土数値情報(道路データ)