GIS用語解説

MR(複合現実)とは|Mixed Reality技術の建設現場での活用

7月 13, 2017

本日は、VR、ARに続く新しい概念「MR」についてご紹介します。

MR(複合現実)とは

こちらの記事でVR、ARについてご紹介しました

ちょっとおさらいしておきましょう。

VR(Virtual Reality = 仮想現実)

CGなどで作った仮想現実空間(あるいはその技術)のことで、自動車の運転、飛行機の操縦、手術などの訓練用シミュレータに応用されています。人工的に作られた特定のシチュエーション(世界)の中で疑似体験でき、現実世界と切り離された没入感があるのが特徴です。

AR(Augmented Reality = 拡張現実)

CGなどで作った仮想現実を現実空間に投影(拡張)したもの(あるいはその技術)のことで、実際に見ている風景をデバイスを通して見ると、その風景とコンピュータからの情報(仮想現実)とが重なって見えます。家具の配置、洋服やメガネの試着をシミュレーションできるアプリなどに応用されている技術です。

では、MRとは何でしょう?

MR(Mixed Reality = 複合現実)

CGなどで作った仮想現実を現実世界に投影(拡張)し、それを違和感なく体験できることを目指した技術のことで、ARとVRが融合したものと言えます。ARと異なり、MRが作り出す空間では、仮想現実のモノと現実空間のモノとが相互に影響し合うのが特徴です。

これらAR/VR/MRは総称して「XR」と呼ばれます。

建設現場におけるMR技術の活用例

インフォマティクスでは、MR技術を利用した製品「GyroEye Holo(ジャイロアイ ホロ)」を提供しています

holo

GyroEye Holoは、デバイスとしてMicrosoft Hololensを利用するシステムで、たとえば、プレゼンや各種デザイン検討をはじめ、建設現場での墨出し、メンテナンス、イベント会場での施工などの効率化を支援するツールです。

Hololens越しにどんな映像が見え、どんなシチュエーションで利用可能か、実証実験を行った際の動画がありますので、ぜひご覧ください。(GyroEye Holoは、オンラインメディアはじめ、TVでも多数取り上げていただきました。

今後の展開

今後MR技術は建築・土木設計・設備管理のみならず、医療、製造、社会インフラなど、さまざまな分野に広がっていくことが予想されます。これまでのように、手元の紙図面を見なくても、対象物とMR越しの映像を同時に見ながら作業することで、人員や作業時間が大幅に削減できると期待されています。

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