主題図とは?

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2015年6月5日


本日は、主題図の表現方法や細かい設定のコツについてご紹介します。

主題図とは?

地図は「一般図」と「主題図」の2種類に分けることができます。
・一般図:地形の状態を縮尺に応じて正確に表した白地図や地形図
・主題図:利用目的に応じてある特定の主題を表現した地図
例えば、人口などの統計データや経済、自然などの様々な事象をテーマ(主題)として、それを地図上で色分けや円グラフなどを使って表現したものが「主題図」です。

私達の身の周りでは、多種多様な主題図が使われています。例えば、以下ような図も主題図に含まれます。
・昼間人口や夜間人口の様子を表した図
・避難所分布図や帰宅困難者の人口を表した図
・土地の利用状況を表した図
・犯罪、災害の発生状況を表した図
・天気図
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何をどのような方法で表現するか?

主題図を作成するには、まず、表現したいテーマがあり、それをどのような一般図から、どのような方法で表現するかを決める必要があります。ここでは、市区町村別の人口分布図の主題図を例に考えてみましょう。

主題図の元になる一般図は?

例えば、市区町村別の昼間人口の分布を示す主題図を作成する場合なら、市区町村界の地図データと、各市区町村の昼間人口に関する属性情報が必要です。
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表現の手法は?

主題図の表現手法には色分け、グラフなど様々なものがありますが、どれを使えばより事象をわかりやすく適切に表現できるかを考えて決定します。例えば、各市区町村の昼間人口と夜間人口の割合を表現したい場合は、棒グラフよりも円グラフで表現したほうがわかりやすいですが、5年分の昼間人口の推移を表現したい場合は、棒グラフで表現するほうがわかりやすく表現できます。
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細かい表現にこだわる!

GISには欠かせない主題図。やはり、わかりやすく、見やすく、利用しやすくするためには、色の設定など、細かな表現にこだわりを持ちたいところです。SISではそういった細かいこだわりを簡単に実現するために、様々な機能が搭載されています。ここでは3つの方法をご紹介します。

1:容易な色設定
「ColorBrewer」機能で、12段階までの色分け主題図を簡単に作成できます。この機能で、綺麗なグラデーション設定などを行えます。
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2:値別の主題図の表示
値別に主題図を表示することができます。例えば、昼間人口が3万人以上の地域だけに主題図を表示するという表現が可能です。
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3:文字の表現・位置の変更
文字自動配置機能や位置揃え機能で、より適切な表現を実現できます。例えば、建物ごとに文字の向きを変えて、より見やすくすることができます。
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おわりに - 主題図は解析のフィナーレ! -

主題図は、地図を読み込み、情報を編集し・・という一連の作業の結果でき上がる、解析のフィナーレを飾るものです。そんな主題図を「見せる」だけではなく、簡単に「魅せる」主題図にできるのがSISのいいところ。

フリービューアの「SIS Map Express」でも、利用できます。(※利用できる機能には一部制限があります。)(本社技術開発部 M.N.)

もっと詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。↓
主題図はこうして色分けする!
多彩で見やすい地図の表現を自由に作成

空間情報システムは、株式会社インフォマティクスの登録商標です。
地図データ出典:国土地理院発行の基盤地図情報(縮尺レベル25000)を使用したものです。人口データは総務省「国勢調査」より引用したものです。