GISの標準化とは?

標準

2014年4月11日


今回はGISの標準化についてご紹介します。

GISの標準化とは?

あるGISソフトウェアで作成・編集したデータを別のGISソフトウェアで閲覧・利用しようとした場合、データ間で互換性がないと利用することができません。

そこで、データの設計、品質、記述方法、仕様の書き方などについて共通のルールを定め、このルールに準拠することで異なるGISソフト間での相互利用を拡大していこうという考えが「標準化」で、そのルール自体を「規格」といいます。

さまざまなGISソフトウェア間でより自由にデータ交換するためには、GISの標準規格に準拠したデータ仕様を作成することが重要になります。

GIS標準規格の検討・策定・推進を行っている団体

ISO/TC211

国際標準化機構の地理情報に関する専門委員会

OGC(Open Geospatial Consortium)

業界主導で地理情報の標準化に取り組んでいる非営利団体

どんな規格がある?

・地理情報標準(JSGI)

ISOの国際規格案をもとに、国内標準として策定されたもの。もととなったISO規格が確定したのち、ISO規格との整合・修正を行いJIS(日本工業規格)化したもの。

・地理情報標準プロファイル(JPGIS)

「地理情報標準プロファイル」の略称で、ISOやJISで定められている標準規格の一部を取り出し、内容をまとめ直した実用版の標準規格。

・G-XML

GIS標準規格の1つ。XMLベースのマークアップ言語およびプロトコル。日本情報処理開発協会データベース振興センターが中心となって仕様を策定したもの。

・GML

GIS標準規格の1つ。XMLベースのマークアップ言語。業界団体であるOGCが仕様を策定したもの。

OpenGIS Web Map Service(WMS)とは?

OpenGIS は、Open Geospatial Consortium, Inc.(OGC)が策定した技術仕様の総称で、それらを実装すると、異なるGISソフトウェア間での地図データのやりとりが可能になります。WMSはこの技術仕様の1つで、画像による地図データのやりとりを規定しています。

各仕様にはバージョンがあり、WMSの最新バージョンは1.3.0(2004年1月リリース)です。クライアント側とサーバ側のソフトウェアがWMSを実装していると、クライアント側ソフトウェアは複数のWMSサーバから地図データを取得して重ね合わせることができます。

関連リンク

WMSの仕様の詳細については、OGCのWebサイト(英語)をご覧ください。

OGC対応のSIS製品については、こちらをご覧ください。

標準化への取り組みについては、こちらをご覧ください。