用語解説

マッシュアップとは|GISのマッシュアップやメリット

こんにちは、インフォマティクスの空間情報クラブ編集部です。

今回はマッシュアップについてご紹介します。

マッシュアップとは

マッシュアップとは、 Web上に公開されている情報やサービスを組み合わせ、編集、加工を行い、新たなソフトウェアやサービスを構築することをいいます。

例えば、Googleが自社で提供している地図サービスのAPIを公開していますが、このAPI機能に独自のユーザーインターフェイスを組み合わせ、新たなサービスを提供するイメージです。

メリット

マッシュアップのメリットは、既存の機能(サービス)を再利用することで、新しい機能やアプリケーションをスピーディに構築できる点にあります。

GISでもマッシュアップできるのか

GIS(地理情報システム)でもマッシュアップは可能です。

地図サービスはマッシュアップの代表的なものといえます。

それには以下のような理由があります。

空間情報はあらゆる電子情報とリンクできる

既存の電子情報は、多かれ少なかれ空間情報とリンクできる要素を持っています。

これらの情報を結び付け、地図で表現できると、さらに新たな意味や価値が生まれます。

空間情報がより身近になった

これまで、地図を扱うアプリケーションの作成には専門知識が必要でしたが、コンピュータやインターネット技術の発展により、空間情報を扱うことが身近になってきました。

インターネットを使えば、世界中の地図や衛星写真を調べることも簡単にできます。

GISのマッシュアップ例

インフォマティクスのGIS製品「GeoCloud 」によるマッシュアップ例として以下のサイトがあります。

静岡県 静岡県地理情報システム

GeoCloudは地図データの表示、データの管理、座標変換、図形描画、空間検索等、様々なGIS機能を提供してマッシュアップしており、高度なWebGISアプリケーションとして公開されています。

<参考>
『マッシュアップかんたんAtoZ』(シーアンドアール研究所/本田正純著)

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空間情報クラブ編集部

空間情報クラブはインフォマティクスが運営するWebメディアです。GISソフト「SIS」の便利機能を紹介するSIS活用講座や用語解説をはじめ、地図、AI機械学習、XR、数学をテーマにしたコラムを多数掲載。楽しみながらより深く学んでいただけるお役立ち情報を発信しています。

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