AR/VR/MR コラム

BlenderでVR 3Dアバター作成に挑戦|第4回 パンツ・靴を作る

皆さん、こんにちは。ライターのSaruです。

前回に引き続き、Blenderで3Dアバターを作成する方法をご紹介します。今回はパンツと靴を作成します。

※注意:本シリーズはBlender超初心者による作成ブログです。上級者の方は温かく見守っていただければ幸いです。

下半身を作成

まずパンツ(スラックス)を作ります。

パンツ

立方体のメッシュから作成します。この立方体が腰の部分になります。

底面を広くして大まかにサイズを決めます。

ループカットで点を増やして変形させます。

面の押し出しで裾を伸ばした中間地点が、次の画像になります。(この股下部分の作成には時間がかかりました。)

それなりに忠実に再現できているでしょうか。

曲線がうまく表現されていなかったので修正しました。

このくらいでしょうか。実際にスーツ着用の人を観察した時に、裾の部分は「ラグビーボール」のような形になることを発見したので、それを再現してみました。

サイズをチェックします。

大きすぎます!何も気にせず作るとこうなるので、注意したいところです。

サイズを修正します。

これで大丈夫でしょうかね。

突き出している部分から腕を出すようにすれば、いい感じになるのではないかと思います。(先端部分を調節し、丸めて肩にすれば...。)

以下は胴体と腰の接合部分の画像です。

幅は大丈夫ですが、厚みが不足しています。

骨ですが骨盤はちゃんとしているので、厚みを増やすように調整します。(肉はないので、臀部はカットしています。)

調整が完了しました。

次に靴を作成します。

サイズ調節をしなくて済むよう、パンツが見える状態で作ります。ここでもモディファイヤー機能を使います。

まず、大まかな形にします。

頂点を増やして靴の形に近づけていきます。

今までポリゴンが多い状態で作成していたので、作りやすいですね。

革靴ではなく、スニーカーのようになってしまいました。

修正して完成です!

つま先部分を若干上向きにして靴底を足した程度ですが、多少革靴に似てきました。

この数のポリゴンでここまで似せることができるとは。今後の参考にします。

さいごに

ここまで出来ました。

相変わらず腕が良くないかな...。腕のせいで調和がとれてない気がしますが、思ったより下半身がうまくいったのでOKとしましょう。

次回は個々のパーツをつなげ、帽子やベルトなどの小物も作成したいです。(ジャケットも長くしてかっこよくしたい。)

乞うご期待!

業務のDX化でお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

最新技術でDX化推進を支援するXRシステムを詳しく見る

あわせて読みたい

-AR/VR/MR, コラム
-