こんにちは、インフォマティクスの空間情報クラブ編集部です。
皆さんはGIS(地理情報システム)や地理・地図関連の情報をどこで入手されていますでしょうか?
IT分野であれば大手出版社系の専門雑誌やWebサイト、メールマガジンなど情報源は多数ありますが、GIS・地理情報となるとかなり限られてくるのではないでしょうか。
今回はGISの情報を探している方のために、関連のメディアやイベントをご紹介いたします。
目次
Webメディア|空間情報クラブ
インフォマティクスが運営しているメディア「空間情報クラブ」。GIS・地理・地図・AI 機械学習・数学を楽しみながら深く学びたい方のためのWebメディアです。
GIS用語集をはじめ、GISソフト「SIS」の便利な機能をわかりやすく解説したSIS活用講座や専門分野のライター陣によるコラムに加え、AI機械学習など新技術に関する記事を公開しています。
専門誌|GISNEXT
「地理情報から空間IT社会を切り拓く」がキャッチコピーのGIS・地理専門雑誌です。(ネクストパブリッシング発行)
GISに関する企業・団体のキーマンインタビューから、導入事例、主要GISソフトのTipsや最新情報など、GIS関連の情報が満載です。
メールマガジンも配信されています。
http://www.nextpb.com/gisnext/
専門誌|月刊「地理」
地理学や地図をテーマにした専門性の高い記事が掲載されている月刊誌です。(古今書院発行)
http://www.kokon.co.jp/monthly/
1956年の創刊以来、地理ひと筋。
旅行が好き、地図が好き、環境やまちづくりに関心がある。「歴史好き」に比べるとマイナーな、しかし心は熱い「地理好き」のための月刊誌です。
カラー頁も少なく、けっしてビジュアルではありません。が、専門性を活かした特集記事や国内外の地域ルポ、地理スキルアップ講座など、他誌ではなかなかお目にかかれない内容がいっぱい。
日本各地の「地理好き」からの投稿も毎号掲載しています。
(出典:古今書院HP)
創刊までの経緯はこちら。
創刊の大きなきっかけとなったのは、1956年8月にブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際地理学会議である。これに日本から数人の有識者が派遣された。
さらに翌1957年においては日本で国際地理学会議が開催予定であった。このことから学界のみならず一般国民の地理的関心を大いに高めることが期待された。
月刊地理はこの躍進の気運を進展させるとともに一般国民の地理的関心を高めることを目的に創刊された。
当初は専門家向けに書かれたものが中心であったが、現在は地理学を専門的に学んでいない人でも気軽に読むことができる内容が多くなっている。
(出典:Wikipedia)
団体|地理情報システム学会(GISA)
GISに関わるあらゆる理論的・応用的な研究を行い、議論、発展させていくことを目的とした学会です。
Webサイトでの情報公開のほか、学会誌・ニューズレターの発行、メールマガジンの配信(会員限定)、学術大会の開催・運営も行われています。
https://www.gisa-japan.org/
団体|地方公共団体情報システム機構(JLIS)
以下のような事業を行っている団体です。(旧組織名:財団法人地方自治情報センター)
- 地方公共団体の情報化推進支援、情報セキュリティ対策への支援、人材育成
- 地方行財政に関する情報処理
- 住民基本台帳ネットワークシステムの運営
- 総合行政ネットワーク(LGWAN)の運営
ICT活用を積極的に推進している地方公共団体の導入事例を集めた「電子自治体ベストプラクティス」は、自治体の情報政策の参考になると思います。
Webサイトでの情報公開のほか、月刊誌の発行、メールマガジンの配信も行われています。(会員限定)
https://www.j-lis.go.jp/about/service.html
団体|全国地域情報化推進協会(APPLIC)
地方公共団体の情報システムの改革や、地方公共団体内外の地域における多数の情報システムをオープンに連携させるための基盤の構築を推進し、なおかつ地方公共団体で共通利用が可能な公共アプリケーションの整備の促進などを行っている団体(一般財団法人)です。
地域情報化の基盤となる公共ネットワークの一層の整備や相互接続の促進、各都道府県を結ぶ全国公共ネットワークの構築を推進されており、APPLICの準拠登録製品の一覧も掲載されています。
https://www.applic.or.jp/
イベント|空間情報シンポジウム
1996年より2021年までインフォマティクスが毎年開催しているイベントです。
有識者による基調講演・特別講演をはじめ、官公庁や民間企業によるGISの導入事例の発表、弊社製品・サービスの最新情報発表などを行っています。
展示コーナーでは、弊社およびパートナー企業による展示・デモをご用意しています。
2020年、2021年はオンライン開催でした。
https://www.informatix.co.jp/sympo2021/
イベント|地方自治情報化推進フェア
地方公共団体のICTに関する総合展(展示会・講演会・セミナー)です。
行政サービスの高度化、地域の課題解決におけるICTの活用方法などについて有識者や実務担当者を講師として招いたセミナー・講演会が開催されるほか、自治体DXを推進するためのソフトウェア・ハードウェア・サービスを提供する企業・団体が一堂に集結するイベントです。
主催者:地方公共団体情報システム機構(J-LIS)
イベント|インフラ検査・維持管理展
橋梁・道路・トンネルなどの社会インフラの検査と維持管理を対象にした国内唯一の展示会です。
インフラを支えるさまざまな技術や製品、サービスに関する最新情報を得ることができます。
主催者:一般社団法人日本能率協会
イベント|衛星測位・位置情報展(SATEX)
準天頂衛星・GPSなどを活用した衛星測位技術や、それによって得られた位置情報を活用したサービスの専門展示会です。
主催者:SATEX実行委員会
イベント|金融国際情報技術展(FIT)
「未来を拓く先進技術」をテーマとした日本最大の金融ITフェアです。金融機関向けの最先端のITソリューションが一堂に会します。
主催者:日本金融通信社(ニッキン)
イベント|テロ対策特殊装備展(SEECAT)
警察・消防・自衛隊・テロ対策が必要な企業等の治安関係者に入場を限定した展示会です。
テロ対策に必要な特殊資機材をはじめ、システムやサービス、コンサルティング等が一堂に集結します。
主催者:株式会社東京ビッグサイト
イベント|G空間EXPO
「地理空間情報科学で未来をつくる」をテーマに、G空間(地理空間)情報の最先端の技術やサービスを一同に集めたイベントです。
子供から大人まで広く一般の人々を対象としているため、宇宙、測位、測量、位置情報といった技術をわかりやすく楽しみながら学べるコーナーが多数用意されています。
G空間分野に詳しい方向けのシンポジウムや講演もあります。
主催者:G空間EXPO実行委員会