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全国避難所ガイド|安否確認にも役立つ災害用ナビ

8月 26, 2020

日本に接近・上陸する台風が増えるこの季節、突然の水害に備えてチェックしておきたいのが、災害時の避難所や避難場所だ。

そこでおすすめなのが、地図上で避難所を探せるアプリ「全国避難所ガイド」である。

全国13万件以上の避難所情報を収録

同アプリは、全国の自治体が定めた災害時の避難所や避難場所を収録したアプリ。収録しているのは避難所および広域避難場所、一時避難場所、帰宅困難者一時滞在施設、津波避難施設などで、収録件数は約13万件以上にのぼる。

避難場所のほかにも、給水地点や医療機関の位置など災害時に必要な情報が収録されている。

「全国避難所ガイド」

 

現在地周辺の避難場所を地図上に表示

地図データや避難所情報をキャッシュすることでオフラインでも使用可能

このアプリの便利な点は、オフラインでの使用を想定した作りとなっている点だ。

アプリ起動時に現在地周辺の避難所を検索して、地図データがキャッシュされる仕組みになっているため、災害によってモバイル通信網が使用できなくなり、オフライン状態になっても、事前にキャッシュされた避難所や地図がそのまま表示される。

地図データはGoogleマップのほか、国土地理院の地図にも切り替えられる。

地図上に表示される避難所は、避難所や医療機関、災害協力寺院などさまざまな種類ごとに色分けされており、どの施設を表示するか選択することもできる。

また、施設名や住所の一部から避難所を検索することも可能で、現在地エリアの自治体ウェブサイトや新着情報も入手できる。

背景地図は国土地理院の地図にも切り替えられる

 

地図上に表示する施設を選択可能

 

施設の詳細情報

ハザード情報の重ね合わせや安否登録・安否確認機能も搭載

避難所情報だけでなく、地図の上にハザード情報を重ね合わせることも可能で、土砂災害警戒区域および浸水想定区域を表示できるほか、活断層や火山ハザードマップも表示できる。

土砂災害警戒区域とは、土砂災害が発生した場合に、住民に危害が生ずる恐れがある区域のこと。浸水想定区域は、河川の氾濫によって住宅などの浸水が想定される区域のことで、いずれも災害時だけでなく、平常時からチェックしておきたい情報だ。

このほか、カメラで映した現実の映像に避難所情報をAR(拡張現実)で表示する機能も搭載している。AR画面の状態で端末を手元に下ろすとコンパス画面に切り替わり、避難所や自宅の方向が矢印で表示されるので、地図を見るのが苦手な人に最適だ。

災害発生時に利用したい機能として、安否登録・安否確認機能も搭載している。アプリ上からGoogleパーソンファインダーに安否情報を登録可能で、Googleパーソンファインダーや災害用伝言板(web171)、J-anpi安否情報をまとめて検索し、安否情報を確認できる。家族グループゴードを登録することで全員の安否確認も行える。

ハザード情報

 

活断層

 

浸水想定区域

 

AR画面

 

コンパス画面

 

Googleパーソンファインダーの登録画面

さまざまな防災情報をプッシュ通知

Lアラート情報(公共情報コモンズ)の配信機能も搭載しており、避難勧告・指示や避難所開設、国民保護情報(Jアラート)、水位周知河川情報、お知らせ、イベント情報、気象情報、地震情報、津波情報、噴火情報、竜巻注意報、土砂災害警戒情報、指定河川洪水情報などさまざまな情報を取得できる。

これらの情報は、現在地に連動してプッシュ通知することも可能。避難所検索の半径やデータ取得件数、プッシュ通知のON/OFFなど、細かい設定も行えるほか、Twitterライフラインのタイムラインをログイン不要で表示させることも可能だ。

災害時だけでなく、平常時よりこのアプリをインストールしておくことで、さまざまな防災情報を迅速にキャッチし、避難などの対策を立てることができる。

同アプリを使って自宅や勤務先の周辺にある避難所や避難場所をあらかじめチェックしておくことで、災害に備えてみてはいかがだろうか。

■URL
全国避難所ガイド
http://www.hinanjyo.jp/

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片岡義明(かたおかよしあき)様

フリーランスライター。ITの中でも特に地図や位置情報に関することを中心テーマとして取り組んでおり、インターネットの地図サイトから測位システム、ナビゲーションデバイス、法人向け地図ソリューション、紙地図、オープンデータなど幅広い地図・位置情報関連トピックを追っている。測量士。インプレスR&Dから書籍「位置情報トラッキングでつくるIoTビジネス」、「こんなにスゴイ!地図作りの現場」、共著書「位置情報ビッグデータ」「アイデアソンとハッカソンで未来をつくろう」が発売。

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