遠藤宏之(えんどうひろゆき)様

地理空間情報ライター(地図・地理・測量・GIS・位置情報・防災)、測量士、GIS NEXT副編集長 著書:『三陸たびガイド』『地名は災害を警告する』『首都大地震揺れやすさマップ』(解説面)『みんなが知りたい地図の疑問50』(共著)他

コラム 地図マニアな日々

マニアックな地図グッズの世界|地図柄雑貨いろいろ

2024/10/31  

地図柄バッグへの憧れ バブル期、多くの人がグッチやプラダ、ヴィトンといったブランドもののバッグを持って街を闊歩していた時代に、個人的にひときわおしゃれに見えたのが世界地図をモチーフにした旅行鞄だった。 ...

コラム 地図マニアな日々

正射投影とは|特徴・中心投影との違い

2024/5/6    

正射投影と中心投影 私たちが目にする地図の多くは、基本的に現実世界が正射影で表現されたものだ。 正射影とは、地上を真上から写していることである。 地図なんだから真上から見るのは当たり前と思われるかもし ...

コラム 地図マニアな日々

ネーミングライツ|公共施設への命名権と地図掲載

2024/5/3  

合法的に地図に名前を掲載する 自分の名前や会社の名前が地図に載っていたら楽しいだろうな、というのは誰しも一度は思うところだ。 もちろん、住宅地図などであれば家屋一軒一軒に名称が記されているので(一軒家 ...

コラム 地図マニアな日々

4月19日「地図の日」を考える|意外な制定経緯が発覚

2024/5/6    

4/19記念日「地図の日」を考える 私たち庶民にとって休みが続くことは嬉しいものだが、連休のそれぞれの日が何の記念日なのかは案外忘れてしまっていたりする。 たとえば現在4月29日は「昭和の日」だが、2 ...

コラム 地図マニアな日々

鉄道廃線直後の地図に見る地図編集の妙

2024/5/3  

加速する地方線の廃止 近年、ローカル線の廃止が相次いでいる。 地方で車が生活の基盤になっていることもあり鉄道の乗客が減少する一方、老朽化する施設の維持費がかさみ、廃止せざるを得なくなっているのが現状だ ...

コラム 地図・地理 地図マニアな日々

南極の地理空間情報を考える

2024/5/3  

これまでのコラムでは高精度測位を前提としてさまざまな事例を取り上げてきたが、今回は地図そのものの話を書いてみたい。 極点付近はなおざり 私たちが目にする世界地図の多くは、メルカトル図法をはじめとして、 ...

コラム 地図マニアな日々

地形の新たなビジュアル表現|進化を続ける立体地図表現

2024/5/3  

高精度測位というと、自動車の自動運転やi-Construction、スマート農業、IoTによるモニタリングやAIによるビッグデータ解析など、どちらかといえば機械可読の地理空間情報をベースにした「G空間 ...

コラム 地図マニアな日々

地理空間社会における地図の役割|人が読む地図・機械が読む地図

2024/10/10  

測位の高精度化により、さまざまな位置情報の高精度化、とりわけそれらのプラットフォームとなる地図の高精度化が必須となってきたのはこれまで書いてきたとおりである。 本稿では、これからのG空間社会の中で地図 ...

コラム 地図マニアな日々

測位高精度化で防災地図はどう変わるか|役割と課題

はじめに 毎年のように起こる自然災害。 日本列島は複数のプレート境界に位置するため地震や津波が発生しやすく、火山活動も活発である。さらにモンスーン気候下で梅雨や台風にまとまった雨が降る季節があるので、 ...

コラム 地図マニアな日々

屋内測位技術(インドアマッピング)|メリット・デメリット・事例・課題

2024/10/30    ,

高精度測位の対象となるのは屋外だけではない。GNSSの信号が届かない屋内や地下空間においても位置情報取得のニーズは高い。 既にさまざまな手法による屋内測位の試みがなされており、地下鉄構内のナビゲーショ ...