SIS活用講座 第1回 SIS 7.1の新機能(1)インターフェース

標準

2014年5月9日


SIS 7.1のインターフェースの機能を中心にご紹介します。

はじめに

「SIS」(エスアイエス)は、1995年に日本で発売以来、多くのユーザ様にご利用いただいているGIS製品です。今回は、SISの最新バージョン「7.1」の新機能のうち、主に「インタフェース」についてご紹介したいと思います。

20150509_1

図1 SIS 7.1の操作画面

SIS7.1の新たなインタフェース機能

リボンインタフェースで作業効率アップ

これまでのバージョンでは、いくつかのツールバーにコマンドがまとめられていましたが、ツールバーを多く表示するほど作業画面が狭くなるデメリットがありました。また、アイコンのデザインが無骨で、味気ない印象でした。 さて、最新のSIS 7.1では「リボンインタフェース」が採用されました。このインタフェースには、以下のような2つの特長があります。

特にアイコンは、デザインが一新されて見やすくなっただけではなく、コマンドの機能も一目でわかる優れモノです。

ところで、リボンインタフェースって使いにくくないの?と思う方がいらっしゃることでしょう。私も以前はそう思っていましたが、実際に使ってみるとアイコンが大きくて見やすく、コマンドが機能ごとに整然と整理されているため、これまでのバージョンと比べて使いやすくなっていると感じました(図1)。一度お試しいただければ、その良さを実感していただけると思います。

20150509_2

図1 SIS 7.0(上)とSIS 7.1(下)のインタフェース

コントロールバーのフローティング

従来の「ワークスペースウィンドウ」と呼ばれていた画面が、SIS 7.1から「コントロールバー」に変わりました。コントロールバーのメリットは 「好きな位置に配置できる」ことです。

例えば、従来のバージョンでは、属性の確認画面(プロパティウィンドウ)と地図データの表示を管理する画面(マップウィンドウ)を一度に表示できず、不便だと感じることがありました。 「コントロールバー」では好きな位置に配置できるので、「属性を編集しながら、地図の表示を切り替える」ことができ、作業のストレスが軽減されました(図2)。

20150509_3

図2 プロパティコントロールバーを同時に表示

日本語の属性名

SIS 7.1では、属性の名称に日本語を利用できるようになりました。例えば、「降水量」に関する情報の場合、従来は「Kosui」などのアルファベットの属性名にする必要がありましたが、SIS 7.1では「降水量」のように、日本語名を利用できます(図3)。 わかりやすい属性名をつけることで、作業効率がアップしそうですね。

20150509_4

図3 属性の名称が日本語に対応

Unicodeへの対応

SIS 7.1では、世界中の言語に対応できるようにUnicodeに対応したことで、シフトJISに存在しない漢字もSIS上で表現できるようになりました(図4)。 これにより、外国人観光客向けの地図作成などにも威力を発揮することでしょう。

20150509_5

図4 Unicodeの文字に対応した「SIS 7.1」(右)

おわりに

いかがでしたか?見た目にもこだわったSIS 7.1。次回はさらにSIS 7.1の新機能をご紹介したいと思います。(技術部 M.N.)


関連記事
SIS活用講座 第14回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(6)台風を分析
SIS活用講座 第13回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(5)GPSデータとフリーデータで分析

SIS活用講座 第12回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(4)Exifを利用
SIS活用講座 第11回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(3)分析機能
SIS活用講座 第10回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(2)主題図
SIS活用講座 第9回 フリービューアMap ExpressからはじめるSIS(1)データ閲覧・印刷機能のご紹介
SIS活用講座 第8回 SIS8.0ご紹介(6)データ管理に役立つ新機能
SIS活用講座 第7回 SIS8.0ご紹介(5)3D機能
SIS活用講座 第6回 SIS8.0ご紹介(4)プロセス主題図、テキスト機能ほか
SIS活用講座 第5回 SIS8.0ご紹介(3)分類主題図、主題図のフィルタ機能ほか
SIS活用講座 第4回 SIS8.0ご紹介(2)プロセス、空間関数ほか
SIS活用講座 第3回 SIS8.0ご紹介(1)インターフェース、主題図、Pythonほか
SIS活用講座 第2回 SIS 7.1の新機能(2)主題図


※この記事は、GIS NEXT第47号に掲載された記事を編集したものです。

データ出典:国土地理院発行の基盤地図情報