ビッグデータ

標準

2014年6月19日


今回は、ビッグデータについて解説します。

ビッグデータとは?

昨今、ビッグデータという言葉をよく耳にするようになりました。ビッグデータとは、通常のデータベースで処理することが困難なほど巨大なデータ群、大規模なデータ集積のことをいいます。

ビッグデータを解析し、導き出された知見(アイデア)を様々なビジネスに活用しようという動きが各分野で活発になってきています。

以下、「巨大データ」「集積」「解析」「活用」という4つのキーワードから、ビッグデータについて説明していきたいと思います。

巨大データ

大量データの単位としては、「ギガバイト ⇒ テラバイト ⇒ ペタバイト ⇒ エクサバイト ⇒ ゼタバイト」といったものがあります。ビッグデータとして扱われるデータ量は年々増えており、ペタバイト、エクサバイト、ゼタバイトクラスの膨大な量のデータを高速に処理することも可能な時代になっています。

集積

あらゆるデータがビッグデータの対象になります。
表形式やテーブル形式といったコンピュータシステムで処理しやすいデータはもちろん、写真や画像、動画、電子メールやSNSの書き込みなどのデータ、カーナビや各種センサーなどの機器で収集されたデータ、GPSによる位置情報を中心とした空間情報データなど、さまざまな種類のデータが対象となります。

これまで、通常のコンピュータシステムでの処理が困難と言われてきた巨大なデータ集積を対象としている点が、ビッグデータの特徴の1つです。

解析

集めた巨大データを解析するには、通常、高速処理を行う高性能で高価なコンピュータシステムが必要となるのですが、クラウドコンピューティングの登場により、ビッグデータの解析へのハードルが下がってきています。

解析の目的は、巨大データ群から一定のパターンを見つけ出すことです。SNSの書き込みや空間情報といった膨大な量のデータに対してテキスト解析や空間解析を行い、いくつかのパターンを高精度で割り出します。割り出されたパターンからさまざまな予測が得られ、その予測に基づいた施策を打ち出すことができます。高精度のパターンを割り出すことができる点も、ビッグデータの大きな特徴です。

活用

今後は、ビッグデータを活用したさまざまなビジネス(巨大データ群を収集・解析して活用するビジネス)が登場してくると予想されます。例えば、消費者の毎日の買い物行動情報から、次にどんなものを購入しそうかを予測し、それに基づいた商品陳列を行う。あるいは、カーナビやGPSの履歴情報から事故が発生しやすい地点を地図上に可視化し対応策をとる。さらには、各種センサーの計測情報から異変を察知し危険箇所や補強箇所を警告するといったことも実現するようになるでしょう。

さまざまな分野でビッグデータが有効活用されていくことで、今後、予測による新たな価値が生まれ、私たちの生活はますます便利で安全で快適なものになっていくでしょう。