グリッドとは?

標準

2015年3月6日


今回はグリッドについてご紹介します。

グリッドとは

数値計算などで空間をセル(等間隔の縦横の線で区切られた1つ1つのマス目)に分割した図形で、値に応じて色分け表示することができます。

グリッドデータ、と聞いてもピンとこない場合は、日々発表される気温などの気象データを思い浮かべてみてください。日本地図上に、四角い矩形が並び、気温分布が色別ですぐにわかったり、時系列で天気の変化がわかったりします。グリッドデータの形で提供されるデータとしては、人口統計データや雨量レーダーのデータがあります。大量の点のデータが存在する場合、セルに含まれる個数を集計し、グリッドデータ化することで解析が可能となります。

密度分布

データの分布状況を色彩や色の濃淡で表現します。以下の例は、ポイントデータ数をグリッドで表現し、色の濃い部分ほどポイントが密集していることを表しています。

密度分布

これに背景地図を重ね「住民の分布図」と言われると、なるほど、と納得できますね。

密度分布:背景地図あり

グリッド演算

グリッドデータを比較し、足し算・引き算・掛け算・最小値・最大値を算出することで、データの解析を行うことができます。

例えば、エリアマーケティングに役立てたい場合に、人口分布のグリッドデータと自社店舗の所在を示すグリッドデータの演算を行ったり、年代別人口分布のグリッドデータと競合店舗の所在を示すグリッドデータを演算したりすることで現状を把握することができ、今後の有効な戦略を立てるのに役立ちます。

おわりに

グリッド解析を使えば、人口分布や農地利用、植生分布、エリアマーケティングといった身近なテーマから、地球環境の保全、エネルギー資源など地球規模の問題に至るまで、幅広く分析することができます。アイデア次第で活用範囲がどんどん広がりますので、さまざまなテーマとリンクさせ、ぜひグリッド解析を役立ててください。

GISのグリッド分析機能について詳しくは、こちらをご覧ください。

 データ出典:国土地理院の地図記号一覧、株式会社昭文社 MAPPLE10000、株式会社ゼンリン Zmap-TOWNⅡ(®2011 ZENRIN CO.,LTD.(Z11LD第395号))を使用したものです。