串刺し検索とは?

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2015年5月15日


今回は串刺し検索についてご紹介します。

串刺し検索とは?

GISでは、データが複数のレイヤにまたがって格納されている場合がよくあります。通常、○○データは○○レイヤ、▲▲データは▲▲レイヤのように、カテゴリ別に分けられていますが、それらのレイヤやアイテムが複数重なった状態で、ある地点に関するたくさんの情報を簡単に取得したいと思ったことはないでしょうか? 今回は、そんな時に便利な「串刺し検索」という機能をご紹介します。

串刺しと聞くと、竹串に刺さった肉や野菜の絵を思い浮かべる方ももいらっしゃるかと思いますが、GISの串刺し検索も同じようなイメージを描いていただくとわかりやすいでしょう。
ただし、GISの串刺し検索では、肉や野菜の代わりに対象レイヤを串刺しし、指定座標位置にある全地物の属性を確認できます(以下のダイアログを参照)。
串刺し検索の属性

串刺し検索の属性

メリット1:一回で多くの情報を得られるから便利!

串刺し検索では、複数レイヤにまたがった情報を一回の操作で取得できます。したがって、それぞれのレイヤのテーブルを開いたり、それぞれのアイテムの属性を確認したりなど、同じコマンドを何度も実行する手間が省けます。

メリット2:同じ地点に複数アイテムが重なっている場合に便利!

GISアプリケーションでは、同じ地点に複数のアイテムが重なっている地点をクリックすると、アイテムの選択を促すメッセージが表示されることがよくあります。

串刺し検索では、複数のアイテムが重なっていても、クリックするだけでその地点にある全アイテムのレイヤ名と属性が一覧表示されるため、簡単な操作で済みます。カスタマイズすれば、表示対象となるレイヤや属性を制御することもできます。

おわりに

串刺し検索を利用すれば、それぞれのレイヤのテーブルビューを開いて属性を1つ1つ確認したり、どのようなレイヤがあるかを気にしたりすることなく、いろいろな地物の情報を簡単に確認できます。

属性情報は地図上に表示されていないことが多いのですが、串刺し検索で属性を一覧表示すると有益な情報が得られることがあります。

もし同僚が「複数のレイヤから○○に関する情報を集めたいんだけど、大変そうだなぁ~」と言っているのを聞いたら、ぜひ串刺し検索を教えてあげてくださいね!